ほわいとぶらっく

何者にも染まってしまうほわいと、何者にも染まれないぶらっく

選択肢の連続

人生は選択肢の連続だって誰か偉い人が言ってたのを聞いた覚えがあるけど、この言葉ほど共感というか説得力があるものはないなと毎回何かの選択肢を迫られるたびに思う。

中学校の時に自分は他の人に比べると運動神経が良いほうで部活では今のポケモン以上は頑張ってたと思う。ある時に他校のスポーツに力を入れている中学校の先生からうちに来ないかと真剣に言われてとても困惑していたことを覚えている。確かに自分はある程度スポーツは出来る方だったけど引き抜きまでするほどの選手なのかと。でも、最終的に自分はその誘いを答えを出さないまま断る形になった。転校していたとしても同じ市内の中学校への転校で住所を変えるために引越しをしなければならなかったし、転校したとしても知り合いはスポーツ関連で知ってる人しかいない。転校前の学校の友人を失うのは自分には耐えられなかったから転校することは考えられなかった。客観的に見れば、転校した方が確実にスポーツは上手くなっていたし、自分の将来の成功を考えれば確実に転校すべきだったのだろうと今は思う。ただ、自分にはその選択肢を選ぶ勇気はなかったのであって自分の才能の中に正しい選択を出来る才能があれば間違えることはなかったのかもしれないとか思ってしまう。

自分の成功のために何かを犠牲にするってのは無意識にするからできるのであって、何か形のあるものを犠牲にして成功に向かうのはどうにも性に合わないんだけど、自分はこれまでに多くの選択肢を違えて、ここまで来てしまったからこれからは出来るだけ間違えず生きていきたいと切に思う。